この記事の要点
  • 6件のうち5件が1960年以前の竣工。発見時の橋齢は45年・48年・48年・54年・74年・79年で、橋齢の幅は34年ある
  • 規制の重さは橋齢ではなく損傷が床版のどこまで進んでいるかと対応している。剥落・鉄筋露出まで進んだ3件は2t〜4tの重量制限、ひびわれと漏水の段階だった1件は大型車規制のみ
  • 資料の総論は「水の浸透を防止することは、劣化防止の上で極めて重要」と書いている。6件のうち、床版防水が無かったことを管理者が原因として挙げている事例が1件ある
  • 発見の端緒は定期点検が5件、住民からの通報が1件。通報で見つかった橋は「すぐにも崩落しそうな状態」だったと管理者が書いている

床版の損傷が見つかったとき、その場で決まるのは「補修するかどうか」ではなく、いまこの橋をどう通らせるかです。通行止めにするのか、重量制限で通すのか、車線を絞って工事するのか。この判断は要領の判定区分の先にあり、要領本体には書かれていません。

国土交通省が公開している「床版の損傷事例」には、実際に損傷が見つかった6橋について、竣工年・発見した年・そのとき橋齢が何年だったか・どういう規制をかけたかが、管理者本人のコメント付きで載っています。全7ページの資料で、1橋1ページです。

この6件を1枚の表に並べると、年数だけでは説明できないことがいくつか見えてきます。橋齢45年で大型車規制になった橋と、橋齢79年で4t制限で済んでいる橋があります。この記事では、資料に書かれている数値と管理者のコメントを原文で確認しながら、何が規制の重さを決めているのかを読みます。

資料の位置づけと、総論が述べている進み方

「床版の損傷事例」は、国土交通省道路局の予防保全のページに、鋼橋(上部構造)・コンクリート橋(上部構造)・下部構造・床版・その他の5分冊で置かれている損傷事例集のうちの1冊です。定期点検要領のような技術的助言ではなく、実例の紹介資料です。判定の基準を定めるものではありません。

冒頭の総論は、床版がなぜ傷むのかを次のように書いています。

床版は、死荷重による発生応力に比べ、活荷重による発生応力の割合が高い部材である。そのため、自動車交通量の増大と車両の大型化がみられた1965年(昭和40年)前後から、コンクリートの剥離、陥没あるいは抜け落ちといった損傷事例が顕著になり、それ以降、鉄筋コンクリート床版の損傷問題は道路橋の維持管理上の大きな課題となっている。

続けて、ひびわれが格子状になっていく仕組みが説明されています。

鉄筋コンクリート床版は、4方向に荷重分配を行う等方性に近い版として設計されているが、乾燥収縮等により橋軸直角方向に微細なひびわれが発生すると、その部分の床版は異方性版となり、その部分に大型車等の活荷重が繰り返し作用すると耐荷力が低下し、当初のひびわれとは直交する方向(橋軸方向)にも微細なひびわれが入り、格子状のひびわれが進展を始める。

そして水の役割です。

鉄筋コンクリート床版の劣化速度は、水が存在すると速くなる。これは、路面のひびわれから浸透した水がひびわれ面のすり磨きを助長し、急速にひびわれ幅を大きくするためである。また水の浸透は、床版内部の鉄筋を腐食させ、錆の膨張により床版にさらなるひびわれを生じさせてしまう。したがって、水の浸透を防止することは、劣化防止の上で極めて重要であり、出来るだけ早い段階で措置することが、鉄筋コンクリート床版の長寿命化につながる。

格子状になった段階で評価がどう変わるかは、定期点検要領の側に区分があります。床版ひびわれの評価a〜e:格子の大きさと漏水で決まるで整理したとおり、格子の大きさと漏水の有無が評価の軸です。この事例集の総論は、その区分がなぜその2つを見ているのかの説明になっています。

6件を1枚に並べる

資料に載っている6橋の諸元を、記載どおりに並べます。交通量は記載のある2件だけに書かれています。

橋梁名所在/管理者竣工年度発見橋齢橋梁型式橋長全幅員
苗代沢橋岩手県岩手郡岩手町/岩手県1959年平成16年の点検45年2径間単純RCT桁橋21.1m6.8m
郡上大橋岐阜県郡上市/岐阜国道事務所1957年平成17年の点検48年単純鋼トラス橋113.8m6.6m
倉谷橋島根県江津市/江津市1959年平成19年・住民からの通報に基づく調査48年コンクリート床版橋10m3.94m
溝橋広島県廿日市市/広島国道事務所1952年平成18年の点検54年単純RC床版橋、RCT桁橋4.0m14.3m
無名橋熊本県玉名郡玉東町/玉東町1935年平成20年の点検74年コンクリート床版橋4.3m6.35〜8.75m
日比原橋高知県吾川郡いの町/いの町1929年平成19年の点検79年2径間RC-T桁橋24m4.3m

交通量の記載があるのは郡上大橋の10,163台/日(国道156号)と、溝橋の46,835台/日(一般国道2号)の2件です。残る4件は市町道・町道・県道で、記載がありません。

管理者の内訳は、国道事務所が2件(岐阜国道事務所・広島国道事務所)、県が1件(岩手県)、市町が3件(江津市・玉東町・いの町)です。橋長4m台の橋が2件含まれている点は後で触れます。

橋齢では規制の重さが説明できない

発見時の橋齢と、そのとき取られた措置を並べ直します。

橋齢橋梁名記載されている損傷取られた措置
45年苗代沢橋床版のひびわれ、剥離・鉄筋露出/高欄・地覆の断面欠損/床版下面の遊離石灰を伴う漏水直ちに大型車の通行規制を行い、補修
48年郡上大橋格子状のひびわれ/土砂化したコンクリートが混入した漏水・遊離石灰/鉄筋の露出/舗装の異常補修工事のため通行止め
48年倉谷橋多数の剥離・剥落2t以上の通行規制。今後架け替え
54年溝橋全面的なひびわれ、剥離・鉄筋露出/鉄筋の腐食による破断車線規制を行って補修工事
74年無名橋剥離・鉄筋露出、剥落、うき2tの重量制限をして補修工事
79年日比原橋床版および主桁コンクリートの剥離・鉄筋露出通行車両の重量制限(4t)

橋齢の順に並べても、措置の重さは単調に増えていません。最も若い橋齢45年の苗代沢橋が「直ちに大型車の通行規制」で、最も古い橋齢79年の日比原橋は4t制限です。橋齢48年の倉谷橋は2t制限のうえ架け替え予定で、同じ48年の郡上大橋は工事のための通行止めです。

資料は各橋について竣工年・橋齢を明記していますが、橋齢と措置の対応については何も述べていません。ここで言えるのは、6件の実例では橋齢の順と措置の重さの順が一致していない、という事実までです。判定区分がどう遷移するかの統計的な話は判定区分Ⅰ・Ⅱの橋は5年後どうなるか|Ⅲ・Ⅳへの遷移率3%の中身で扱っています。

規制を分けているのは損傷の段階

損傷の記載のほうで並べ直すと、対応が揃ってきます。

損傷の段階該当する橋措置
ひびわれ+漏水・遊離石灰(剥落までは記載なし)苗代沢橋大型車の通行規制(重量の数値指定なし)
格子状ひびわれ+土砂化した漏水+鉄筋露出+舗装の異常郡上大橋工事のための通行止め(床版打ち換え)
剥離・鉄筋露出(+鉄筋破断)溝橋車線規制で補修
剥落まで進行倉谷橋・無名橋2tの重量制限
床版と主桁の両方で剥離・鉄筋露出日比原橋4tの重量制限

剥落まで進んだ2件(倉谷橋・無名橋)がどちらも2tという同じ値になっているのは目を引きます。ただし資料に「剥落なら2t」という基準は書かれていません。6件のうち2件が偶然一致しているのか、床版の残存耐力の計算から出た値なのかは、この資料からは判断できません。

重量制限そのものがどういう根拠で決まるのかは橋の重量制限は何を根拠に決めるのかで整理しています。通行止めに至る条件は健全性Ⅳの橋はなぜ通行止めになるのかが対応します。

損傷そのものの名前と見方は、剥離・鉄筋露出と漏水・遊離石灰が漏水・遊離石灰、剥離・鉄筋露出とは?コンクリート橋の個別損傷の見方、抜け落ちが抜け落ちと補修・補強材の損傷:対策済みの箇所が落ちる、26種類の全体像が橋梁の損傷26種類一覧:鋼部材・コンクリート部材・共通です。損傷程度の評価記号は損傷程度の評価(a〜e)とは?健全性の診断との関係を整理にまとめてあります。

防水の有無が結果を分けた1件

苗代沢橋のコメント欄には、管理者(岩手県 県土整備部 道路環境課職員)の言葉として次のように書かれています。

当該橋梁は床版防水が設置されていなかったことから、床版の上面コンクリートの土砂化や床版下面の遊離石灰を伴うひびわれを進行させたと考えられます。
 補修にあたっては、床版上面コンクリートの断面修復後、床版防水工を施工しました(H20補修完了)。
 点検における床版下面の漏水・遊離石灰、舗装面のひびわれ状況等から、防水機能の低下や土砂化を疑い早期に対処したことで大規模な補修に至りませんでした。

この1件は、点検で見えた2つの所見(床版下面の漏水・遊離石灰と、舗装面のひびわれ)から、見えていない上面の土砂化を疑ったという流れが書かれている点で、他の5件と性格が違います。床版の上面は舗装の下なので、舗装を剥がすまで直接は見えません。資料には「床版上のひびわれ部分から進入した雨水によりセメント分が溶け出して骨材だけが残ったもの」という説明とともに、舗装版を取り壊した後の土砂化の写真が載っています。

資料の総論が「水の浸透を防止することは、劣化防止の上で極めて重要」と書いているのは、この型を指しています。桁端部で同じことが起きる仕組みは漏水・滞水と土砂詰まりは桁端部から橋を傷めるで扱いました。

なお、郡上大橋のコメントは補修そのものではなく工事に伴う地域への影響に割かれています。国道156号が通行止めになるため迂回する大型トラックの中心市街地流入が懸念されたこと、冬期スキー交通への影響を避けるためスキーシーズン前の施工を決めたこと、降雪期に橋をブルーシートで覆うなどの工夫をして3日間の昼夜連続作業で補修を完了したことが、道路管理者・市の建設工務課長・工事関係者の3者のコメントとして載っています。床版の打ち換えは、損傷の技術的な判断より工程と地域調整のほうが重くなることが読み取れます。

住民の通報で見つかった1件

6件のうち、倉谷橋だけが定期点検ではなく通報で見つかっています。資料の見出しには「平成19年(橋齢:48年時点)に住民からの通報に基づく調査で損傷発見」とあります。江津市のコメントです。

平成19年10月に住民からの通報を受け調査を実施した結果、床板の剥離・剥落を発見しました。
 本橋は当地域の重要な生活道路であると共に、海水浴場へのアクセス道ですが、現在2t以上の通行規制をしており、周辺地域への影響が大きいため、今後速やかに架け替えを行う予定です。
 点検時には、すぐにも崩落しそうな状態で大変驚きました。このことを受けて、当市が管理する全ての市道橋について急遽、点検・調査を実施しています。

注意して読むべきなのは最後の2文です。通報が来るまで、この橋の状態は管理者に把握されていませんでした。そして1本の通報が、市が管理する全ての市道橋の緊急点検につながっています。本文の説明では「海浜部にあることから、損傷の進行は早いと考えられる」とされており、塩分の影響が示唆されています。

日比原橋のコメントにも、点検体制そのものの話が書かれています。

本町では道路パトロールで橋面の状態は確認をしていましたが、橋梁の下に入っての確認点検等は行っていませんでした。今回、橋梁マネジメントの基礎資料とするため、国土技術政策総合研究所の「道路橋に関する基礎データ収集要領(案)」の調査項目にそって平成19年度から橋梁点検を開始しました。

橋面だけを見ていた町が、下に入って見るようになった最初の年に、橋齢79年の橋で剥離・鉄筋露出が見つかったという順序です。いの町はさらに「橋梁付近は常時1.0m程度の水位があるため、渇水期の低水位時に点検を実施」したと書いています。水中部・地盤面に関わる点検の話は橋脚の洗掘は誰が水中を見るのかが近い内容です。基礎データ収集要領の中身は基礎データ収集要領とは?損傷15種類の評価区分にまとめてあります。

無名橋のケースは、橋梁長寿命化修繕計画を策定するための点検で見つかったと書かれています(玉東町 建設課長)。県道から分岐する本線の約400m先に小学校があり送迎車両も多いため、緊急で補修工事を行ったとされています。計画策定の実務は橋梁長寿命化修繕計画とは?記載内容と策定・更新の実務で扱いました。

橋長4mでも定期点検の対象になる

溝橋のコメントは1行目から次のように始まります。

15m以下の橋梁においても、定期的な点検が必要であると考えます。
 平成18年に定期点検を実施した結果、早急に補修の必要がある事が判明しました。
 補修は、幹線道路である国道2号を終日車線規制で行うため、プレキャスト埋設型枠等を使用して、早期の交通開放に努めました。

溝橋は橋長4.0m・全幅員14.3mで、橋長より幅のほうが3倍以上大きい橋です。それでいて一般国道2号上にあり、交通量は46,835台/日。6件の中で最も交通量が多い橋が、最も短い橋でした。

この「短いが重要」という組み合わせは、点検の対象範囲を決めるときに落ちやすいところです。現在の道路橋定期点検要領(令和6年3月)は適用範囲を橋長2.0m以上の橋としており、その解説で次のように述べています。

なお、橋長 2.0m 未満の橋であっても道路の安全や第三者被害に懸念を与える劣化や損傷が生じることがあることに留意が必要である。

溝橋の事例は、この注意書きが実例として裏付けられている形です。法定点検の対象施設の切り方は点検義務があるのは橋だけではない|道路の法定点検「5施設」と5年ルール、5年に1回という頻度の根拠は橋梁点検はなぜ5年に1回?義務化の法的根拠を整理で整理しています。

点検側がこの6件から持ち帰れること

事例集は判定の基準ではありませんが、調書を書く側として読み取れることが3つあります。

読み取れること根拠にした事例調書での扱い
床版下面の漏水・遊離石灰と舗装面のひびわれは、上面の土砂化を疑う材料になる苗代沢橋(管理者コメント)下面の所見と舗装面の所見を別々に書いて終わらせず、関連を所見に残す
剥落まで進んだ床版は、補修ではなく架け替えが選ばれることがある倉谷橋(2t規制+架け替え予定)剥落の範囲と残存断面が分かる記録を残す
橋長が短くても交通量が多ければ、規制の影響は大きい溝橋(4.0m・46,835台/日・終日車線規制)措置の必要性の所見に、規制の実施可能性に関わる条件を添える

予防保全に切り替える意味は、苗代沢橋の「早期に対処したことで大規模な補修に至りませんでした」という1文に実例として表れています。考え方そのものは予防保全と事後保全の違い:転換が求められる理由と費用効果にまとめてあります。また、見つけた損傷を放置した場合の管理責任の枠組みは道路の管理の瑕疵とは?国家賠償法第2条と点検の関係を参照してください。

よくある質問

Q. 「床版の損傷事例」には何件の事例が載っていますか。
A. 6件です。苗代沢橋(岩手県岩手郡岩手町)、郡上大橋(岐阜県郡上市)、倉谷橋(島根県江津市)、溝橋(広島県廿日市市)、日比原橋(高知県吾川郡いの町)、無名橋(熊本県玉名郡玉東町)で、全7ページのうち1ページ目が総論、残り6ページが1橋1ページです。

Q. この資料は判定の基準として使えますか。
A. 使えません。定期点検要領のような技術的助言ではなく、実際にあった損傷と措置を紹介する資料です。どの損傷にどの区分を付けるかは、対象に適用される定期点検要領と技術者の判断によります。

Q. 剥落が見つかったら2t制限になるのですか。
A. そう決まってはいません。資料に載っている6件のうち、剥落まで進んでいた倉谷橋と無名橋がどちらも2tの重量制限になっている、という事実があるだけです。資料には制限値の決め方は書かれていません。

Q. 発見時の橋齢が最も若かったのは何年ですか。
A. 苗代沢橋の45年です(1959年竣工・平成16年の点検で発見)。最も古いのは日比原橋の79年(1929年竣工・平成19年の点検で発見)で、6件の橋齢は45年・48年・48年・54年・74年・79年です。

Q. 床版の上面は点検で見えますか。
A. 舗装の下なので直接は見えません。苗代沢橋の事例では、床版下面の漏水・遊離石灰と舗装面のひびわれ状況から上面の土砂化を疑い、舗装版を取り壊して確認しています。管理者は、この早期対処により大規模な補修に至らなかったと書いています。

Q. 床版防水が無いと何が起きますか。
A. 苗代沢橋の管理者コメントでは、床版防水が設置されていなかったことから上面コンクリートの土砂化と下面の遊離石灰を伴うひびわれが進行したと考えられる、とされています。補修では上面の断面修復後に床版防水工を施工しています(平成20年補修完了)。ただしこれは1件の事例についての管理者の見解であり、一般則としては資料に書かれていません。

Q. 交通量の記載はすべての事例にありますか。
A. ありません。記載があるのは郡上大橋(10,163台/日・国道156号)と溝橋(46,835台/日・一般国道2号)の2件だけで、残る4件の諸元表に交通量の欄はありません。

Q. 市町村が管理する橋の事例も入っていますか。
A. 入っています。6件のうち3件が市町の管理(江津市・玉東町・いの町)、1件が県(岩手県)、2件が国道事務所(岐阜国道事務所・広島国道事務所)です。いの町と玉東町のコメントには、点検体制をこの時期に立ち上げた経緯が書かれています。

出典・適用範囲

本文の記述・数値・コメントを確認するための一次資料です。PDFを当夜取得し、該当箇所を原文で照合しました。引用の読点・句点・全角半角は原典の表記に合わせています(本資料は読点に「、」を用いています)。原典の写真、位置図、側面図は再現していません。

本記事は、国土交通省が公開している「床版の損傷事例」に記載された6件の内容を原文で確認するための実務解説です。この資料は実例の紹介であり、技術的助言ではありません。損傷の区分の判定基準、重量制限値の決定方法、架け替えと補修の選択基準は本資料には書かれておらず、本記事でも示していません。本文中で損傷の段階と措置を対応づけた表は、6件の記載内容を並べ替えたものであって、一般則ではありません(資料自体は橋齢・損傷・措置の関係について何も述べていません)。原典の写真、位置図、側面図、補修の施工状況写真は再現していません。各事例の発見年は平成16年〜平成20年で、現在の橋の状態を示すものではありません。個別の橋に対する健全性の診断の区分や対策区分の判定も行いません。適用される要領の版、発注図書の仕様、道路管理者の指示を優先してください。